2019年1月9日水曜日

仮名垣魯文の墓(金玉均6)


谷中永久寺(文京区谷中4丁目)にある。

仮名垣魯文は『安愚楽鍋』を書いた、江戸末期から明治期にかけての戯作者兼新聞記者である。1894年11月没。戒名は「仏骨庵独魯草文居士」。そう書かれた碑文には「韓人 金玉均書」の文字が見える。

仮名垣魯文は金玉均に墓碑を書くように依頼した。11月に仮名垣魯文は死亡したが、金玉均はその半年前に上海で殺されてしまった。魯文との順番が逆転してしまったのである。

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