東京周辺の朝鮮
2019年1月19日土曜日
朝鮮馬場
皇居。1635年、第3回通信使(正式な通信使としては最初の通信使)が家光の前で馬の曲芸である曲馬を披露した。これを披露した場所を朝鮮馬場という。馬場先門の付近にあった。曲芸は1655年の通信使を除いて、毎回行われた。
曲芸の馬は、少なくとも18世紀初めまでに科学技術館付近に移された。19世紀半ばの江戸切り絵図では江戸城と田安家、清水家の間に「朝鮮馬場植溜」の文字が見える。
曲芸は、対馬藩邸で予行演習を行った後、将軍に披露した。それに続けて庶民の前でも披露した。この曲芸は異国の祭りとして広く影響を与えた。江戸でも、日枝神社、神田明神の祭りで通信使行列が行われたし、各地で同様の行列が行われた記録がある。
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