2019年1月14日月曜日

東本願寺(浅草)


台東区西浅草(銀座線田原町)

1591年創建の寺院。1682年以来、朝鮮通信使の宿所であった。それ以前は馬喰町の誓願寺が宿所であったが、1657年の明暦の大火をきっかけに新たな宿所として指定された。

また、東本願寺は近代朝鮮の舞台になった場所と言うことでもあった。1876年の江華条約後が結ばれ、1878年に釜山の東本願寺が布教を開始した。朝鮮では、近代最古の日本寺院である(文禄慶長の役前にも釜山に日本寺院はあった)。

日本に関心をもち、釜山東本願寺に出入していた僧侶の李東仁は1879年、金玉均らの後援をうけて日本に密出国して、京都東本願寺を経て1880年に浅草東本願寺に来た。浅草に滞在した李東仁は、東本願寺の僧侶である寺田福寿の紹介で福澤兪吉と出会い、日本の事情を学んだ。

李東仁は1880年に帰国して、金玉均らに日本事情を報告した。81年金玉均が王命で日本に来たが、それを聞いた福澤諭吉が寺田を、金の滞在している京都まで送り、東京まで同道させたという。


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