慰霊碑は1947年3月1日「革命記念日」に「在日本朝鮮人連盟中央総本部」が立てたものである。もともと船橋市本町にあったが、1963年に馬込霊園に移された。碑文には、震災後、6300余名(実際の数字は諸説あり)の朝鮮人が殺され、負傷者は数万に達したとある。
慰霊碑の左手には「法界無縁塔」がある。1924年に船橋仏教会によって建立された。1923年9月4日船橋駅北口付近で朝鮮人53人(37人説もある)が殺害され、付近の火葬場のそばに埋められた。その後朝鮮から調査が来るというので、掘り起こして火葬して近くの田圃に埋められたという。無縁塔は船橋市本町2丁目816番地の火葬場付近に建てられていたが、環境に合わなくなったので、1967年に馬込霊園に移された。移設の時に発掘が行われ、百体近い遺骨が収容されたという。
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